雨の日は家族で円陣を組むのもいいかもしれない
今日は雨。雨の日は仕事や学校に行くのが憂鬱になる。ふと昔のことを思い出すと、長男は１、２年生の頃、よく学校に行くのを渋っていた。長男は新しい環境に入って行くときにとてもストレスを感じるタイプだったので、最初は学校に行かせるのが大変だった。その後もクラスの友達とちょっとしたトラブルがあったりして、学校に行くのを嫌がったりすることがあった。そんなとき、我が家に新しい習慣が生まれた。朝、学校に行く前に、みんなで円陣を組むようになったのだ。
そう、円陣。おそらく誰もが知っているだろう。中学や高校の運動系の部活動でよくやっているやつ。経験がある人はわかってくれると思うが、あれやるとすごい気合が入るし、一体感を感じて、みんなで頑張ろうって気持ちになる。中高の部活動でよくやっているんだから、別に家族でやったっていいだろ、ってノリで家族で円陣を組むことになったのだ。誰が言い出しっぺだったかは正直忘れたが、妻か私のどちらかであることは間違いない。子供達はまだ円陣なんて知らない年齢だったから。
ちなみに、この円陣、どんな掛け声だったのかは恥ずかしいので書かないが、家族の一人一人をみんなが応援しているという All for One の精神が込められた内容だった。家族みんな、今日も一日頑張ろう、みんなが君を応援しているよ、という趣旨のエールを順番に掛けて言ったのだ。
毎朝家族で円陣を組んだおかげか、長男は学校に元気に通うようになった。その他にもあの手この手を使って長男が学校に馴染めるような工夫をいろいろしていたようだが、おそらく最もモチベーションの向上に寄与したのは円陣だっただろう。この円陣は、長男が成長するにつれていつの間にか無くなっていた。大きくなってきたので気恥ずかしくなってきたからやめたのではなくて、本当にいつの間にか無くなっていた。長男は学校に馴染じみ喜んで行くようになったので、円陣はその役目を終えたのだろう。
ちなみに次男はこんな円陣がなくても楽しく学校に行ったので、次男の時は円陣の出番はやってこなかった。こういうところでは、次男の方が長男よりも頼もしいと思う。
この円陣、実はその後もう一回だけ我が家でやっていた時期があった。だが、長くなるのでその話はまた別の機会にする。
円陣の話の続きはこちら（↓）
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