レイトン教授と子供達

我が家の謎解き事情3として、今日は最近子供達がやっているテレビゲームについて。

 

過去記事で長男がテレビゲームから卒業したと書いたのだが、所詮一時的な決意に過ぎず、またゲームをやり始めた。ゲームの内容はタイトルにあるとおりのレイトン教授シリーズだ。たまたまアップルストアで次男のための謎解きゲームを探していたら、レイトンシリーズの1と2がセット販売でセールをしていたので、買ってみたのだ。

 

 

セット販売で購入したのにも理由がある。長男と次男に何かゲームをやらせるときには、なるべく似ているが違うゲームを渡すことにしている。今回だったら、長男が「レイトン教授と悪魔の箱」をやっていて、次男が「レイトン教授と不思議な町」をやっている。過去の例だと、長男には FF 6をやらせて、次男には FF5 をやらせた。

 

これには、単に年齢とゲーム難易度を考えて別のゲームを与えている、以外にも重要な理由がある。それは、無用なトラブル回避と次男の自尊心を守るため、だ。容易に想像できると思うが、兄弟で同じゲームをやると様々なトラブルが起きる。我々世代の子供時代で例を考えると、ドラクエ3で、お兄ちゃんが進めていた冒険の書を弟が間違えて消してしまい兄弟喧嘩が勃発する、などだ。他にはこんなこともあるだろう。一見、兄弟で仲良くゲームを進めているように見えて、内情は、弟がレベル上げのための雑魚とのツマラナイ戦闘をひたすらやらされて、ダンジョンの攻略やボスの撃破などの面白いところは兄がやっている、などだ。こんなことをしていたら次男に不満が溜まってきて、そのうち喧嘩になるに違いない。

 

もう一つ、兄弟で同じゲームをやって生じるのは、ゲーム進度やら練度の違いだ。当然、同じ時間だけゲームをやったとしても、年齢の高い長男の方が進度は早いし、上手くなる。そうすると、長男が次男に無駄にマウントを取るようになる。兄弟というものは不思議なもので、互いにマウントを取らないといけない習性があるようだ。おそらく何か生物学的な根拠があるのだろうが、そういう習性があるとわかっているのならば、事前に回避する一手を打つべきだろう。それが違うゲームをやらせる、ということである。違うゲームとはいえども、シリーズ物の違うバージョンを与えているのは、ゲームは楽しさを共有できる人がいるほど楽しいから。バージョン違いぐらいだったら、ある程度話は互いに通じるものだ。

 

そんな訳で、春休みの間中、兄弟それぞれレイトンシリーズを進めていた訳だが、流石中学受験で鍛えられた成果もあったのか、長男は「レイトン教授と悪魔の箱」を早々にクリアしてしまった。クリア時間は15時間ぐらいだと思う。思ったよりも時間がかからなかったな。時々難しい問題は一緒に考えて上げたのだが、それでもスムーズに終わったと思う。

 

一方、次男はのんびりとゲームを進めている。小3には明らかに難しい問題ばかりなので、苦戦しているが、なるべく本人が自分で解けるように隣でヒントを出して上げながら進めている。粘りに粘って問題が解けたときはとても嬉しそうにしている。他にも、自分では解けなかった問題の答えがわかったときのアハ体験はとても気持ちがいいようだ。とまあ、こんな感じで進めているので、クリアはまだまだ遠そうだ。

 

実は自分はレイトンシリーズって全くやったことがなかったのだけど、ゲームの監修に多湖輝先生の名前を見てとっても懐かしくなった。子供の頃、頭の体操シリーズは大好きだったなあ。そう考えると、親子で時を超えて同じゲームをやっているともいえる。

 

我が家のテレビゲームの事情については以下の記事↓

yoshi-tankun.hatenablog.com

 

 

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