次男(小2)の国語の勉強の仕方が気になってしまった(呪い発動)

お題「これって私だけ?」

 

妻からあなたは次男の勉強に干渉しないでとお願いされて早速数日経ったわけだが、一緒に暮らしていれば次男が勉強している姿を目にしてしまうことはどうしてもある。というのも、うちは家族がリビングのダイニングテーブルで勉強なり仕事なりしているせいで、私の隣で次男が勉強している、なんてことは日常茶飯事なのだ。

 

そんなわけで、今日は次男が国語の長文読解のドリルをやっているのを目撃してしまった。ちょっと横目で眺めてあれって思ったので、勉強終了後にドリルをパラパラと見たのだが、おっと言いたいことが出てきてしまった。妻から干渉するなとは言われたが、やっぱり言いたいことは言いたいなあ。でも、干渉するなと言われたし。困った。呪いが発動してしまった。

 

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©️ いらすとや


我が家では、親が子供の勉強に干渉したくなってしまった状態を「呪いが発動した」と表現している。この言葉はもともと、長男が中学受験の勉強をしている際に、夫婦の相互監視によって我々が長男に過干渉となることを防ぐために編み出した言葉である。例えば、私が長男の算数の勉強に物申したくなった時などに、妻が「あなた今呪われているわよ」などといった声かけをしてくれる。そうすると、ちょっと冷静になって、本当に干渉する必要があったのかどうかを考えられる。もちろん、私が妻に対して同様のセリフを言う場合もある。だから相互監視、相互抑制のための機能なのだ。これによって子供たちの心の平穏が少なからず守らている、・・・と思う。

 

親が子の勉強に干渉したくなる状態を「呪われた」と表現していることからもわかるように、そもそも我が家では、親が子供の勉強に干渉しすぎるのはよくないことであると考えている。子供が低学年であろうが、中学受験中であろうが、過干渉は害悪という立場だ。勉強とは自分のために行うものであり、それゆえ自主的に行うべきであり、自主的に行った時にもっとも人は成長する、という考えが、我が家における家庭教育の根幹にあるのだ。なので、子供のやる気や自主性を育むような干渉は奨励される一方で、やる気や自主性を損なわせかねない個別科目に対する細かい勉強の指導などは奨励されず、必要最小限で十分であると考えているのだ。

 

そんなわけで、過干渉はよくないと十分わかっており、かつ、妻からすっこんでろと言われたばかりなのだが、それでも呪いが発動してしまったのだ。わかっちゃいるが抑えることが難しいものだからこそ「呪い」なのだと思う。うん、我(我が家)ながらいいネーミングセンスだと思う。

 

さて、一体何が気になったのかというと以下の3点だ。

  • そもそも間違いがいっぱいある。特に難しい問題集をやっているわけではないのだが。
  •  あれ、採点されずに放置されているページが続いているような・・・
  • 1ヶ月ほど前に、国語の長文読解をやるときの約束事が忘れ去られているぞ 。

 

順番に説明していこう。

 

まず1点目。まあ、人間だから間違いがあるのはしゃーないし、能力的に足りていないのならば、できないこともあるさ。それは私自身よく理解しているし、そのことで文句は基本的に言わないようにしているつもりだ(どの程度できているのかはちょっと自信がないが)。だが、2、3点目のせいで疑惑が生じる。そもそもちゃんとやったのかな、と。

 

2点目。どうやら数日間、丸つけがされていないようだ。これは単に妻が丸つけし忘れているのだと思う。うーん、すっこんでろって言われたけれど、こういうのを見ちゃうとどうしても気になっちゃうなあ。丸つけされずに放置されていると、結局、子供も勉強の仕方が雑になっちゃうし。

 

3点目。これを説明するには、そもそも「すっこんでろ事件」の前1ヶ月間ほど、長男の中学受験にかかりっきりで妻が忙しく、私が次男の勉強を見ていた時期があったことを話す必要がある。その期間、次男に長文読解の問題を丁寧に解かせるために、各設問の解答の根拠となる部分に線を引いて、横に設問番号を書いておきなさい、という指示を与えていたのだ。単に丁寧に解きなさい、と言ったのでは、次男にはまったく効果がなかったので(そもそも小学校低学年男子には、丁寧に解く、ということがあまりピンとこないようだ)、具体的な作業を明示したわけだ。こうすると、多少手間はかかるものの、題材文を少しは丁寧に読むようになるし、設問の答えは必ず題材文中にあるという国語の解法の原理を自然と身に付けるようになるので、先々を見据えた上で有益だろうと考えたわけだ。実際、こうやったほうが正答率は高かったしね。

 

とまあ、この3点を言いたくなっちゃったわけだけど、とりあえずグッとこらえて、まずはブログにまとめて見た。こうやってまとめると、1、2点目は子供自身に言ってもしょうがないことなので黙っておいて、3点目だけ子供に伝えよようかな、と冷静に判断できる。こうやってブログに書くと、呪いを抑えるのに有効みたいだね!